えせエッセイ

2児の父親が家族や趣味などエッセイ風に書き綴ってみました。エッセイというのはおこがましいので、えせ(似非)なのです。

「働くことって、そんなに大事?」のオビ

森博嗣さんの
「やりがいのある仕事」という幻想 (朝日新書)

「やりがいのある仕事」という幻想 (朝日新書)

を読みました。

森さんはいきなり書いた小説が大当たりして、いまや1時間だけ働いて後は自分の好きなことに充てているという羨ましい生活。自分も憧れるけど、そんな才能があるとは思えません。。

気になる言葉に付箋を貼ったら付箋だらけになってしまいました。

森さんは才能があるから、と諦めるのではなく所々に森さんの考え方が書かれています。

例えばどっちが上でどっちが下(仕事の種類など)というのはなくって、自分が納得していればいい。とか、『もうこの商売では儲からないとわかると、今まで儲かっていたことを宣伝して、その商売自体を売ろうと考える』なんてのは目から鱗が落ちました。

とにかく仕事が人生のすべてではないと、気持ちが少し軽くなる本です。