えせエッセイ

2児の父親が家族や趣味などエッセイ風に書き綴ってみました。エッセイというのはおこがましいので、えせ(似非)なのです。

ブログだけで飯を食っていく人の話 『ブログ飯』

こんにちは!まいくんです。

 

 

今日は本の紹介です。

約1年前に出版された本なので読んでいる方もいると思いますが、『ブログ飯』(染谷昌利著・インプレスジャパン)です。

 

 

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世の中には「放っておくだけで月収100万円」とか、「田舎で暮らして悠々自適」といった怪しい宣伝文句があふれていますね。この本はそういったものではなく、地道にブログを書いて収入を得るといった正攻法が書かれています。

 

 

紹介されている収入源は主に、アフェリエイトアドセンスです。アフェリエイトは要するに広告ですから、ブログを介して紹介された商品をお客様が買ってくださるわけです。本書ではまずアフェリエイトから始めるのがハードルが低いとおっしゃっています。

 

 

個人のブログから買っていただくというのはただ安いのではなく、そのブログを書いている方を信頼していただいているからなんです。実際のお店だっていきなり買ってくださいなんて言ってくる店員からは買いたくないですものね。

 

 

そこで信頼され、紹介した商品を購入していただけるブログを書くためのノウハウが、この本には書かれています。

 

 

当たり前のようですが、とにかくブログを書き続ける。これはやってみると分かりますが、結構難しいことです。ネタがなかったり、面倒だったり、時間がなかったり。しかしそうなる原因は、目的がはっきりしていないからだそうです。同じ趣味の人とつながりたいとか、本を出したいからとかそんな理由だっていいんです。

 

 

 最初の1ヶ月はアクセス数を見ない

 

たしかに、一生懸命書いたブログが全然読まれなかったりすると落ち込みます。また偶然アクセス数があがれば今度は数字ばかりを気にした記事を書くようになってしまい、本来の目的から外れてしまいます。

 

 

3ヶ月間は歯を食いしばってでも続ける

  

毎日1記事は更新します。何かしらの結果が出るそうです。アクセス数が伸びる、収益が上がる、記事を書くスピードやスキルが向上する、ネタを見つけるのがうまくなるなどです。3ヶ月毎日書くと100記事近くなるので、得るものは必ずあるということです。

 

 

気が向いた時に書くのではなく、自分で決めた目標に向かって「ブログを続ける覚悟」を持って「気軽に」やるのが長続きするコツだそうです。…と、自分にも言い聞かせています(笑)。ブログを書いていることが普通に思えるようになるまで続けましょうとおっしゃっています。

 

 

 

私はときどきブログを書いていてだらだらと字数だけを埋めている気分になることがあります。そうならないように本書では、

 

1つの記事では伝えたいことは1つ内容に絞り、書き出しと文末を最初に決めておくことが重要です。

 

とおっしゃっています。書きたい内容は自分で決まっているわけですから、文末を書いてしまって後から枝葉を付けていけばおのずと出来上がるという事ですね。枝葉は、体験したことや知識、考えなどです。

 

 

居心地のいい場所に安住するな

毎日を平凡に過ごしてはいけない

 

ブログのネタを集めるのにアンテナを張っておき、貪欲に好奇心を持ちましょうということですね。家にじっとしているだけではなかなかネタは集まりません。外に出て体験することで記事が書けます。

 

 

本書の中でもたとえばマクドナルドばかりではなく、バーガーキングにも行ってみる。週刊少年ジャンプを普段読んでいるなら、たまには週刊少年マガジンも読んでみる、などです。他人には当たり前のことでも、自分には新鮮に映ることがあるかも知れませんよね。私も、普段の吉野家から松屋に行ってみたら、みそ汁が付いてきたので「頼んでませんよ」って言いそうになったことがありました(笑)。逆に自分には当たり前のことも他人から見れば違って見えるわけですね。

 

 

そう思うと芸人さんが自分の身に起こったネタを話すことに似ていますね。芸人さんって話すネタが出来るから、敢えて何か起こりそうな方へ行ってみるそうですから。

 

 

著者の染谷さんはもともと、人事畑のサラリーマンでした。ブログも趣味のことや日々の出来事をつづったものが多かったそうです。しかし、会社を辞めてブログだけでお子さんと奥さんを養っていくことにされたのです。

 

 

この本はブログ継続のモチベーションアップに時々読んでみることをおすすめします。私も本棚にしまわずに、手元に置いておきたいと思います。 

 

 

それではまた!

 

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