えせエッセイ

2児の父親が家族や趣味などエッセイ風に書き綴ってみました。エッセイというのはおこがましいので、えせ(似非)なのです。

塾と学校が組むとどうなるのか?

こんにちは!昨日こんなニュースを見ました。

 佐賀県武雄市教育委員会は17日、「考える力を伸ばす教育」に力を入れる民間学習塾と提携し、来年4月から一部の市立小中学校で塾のノウハウを導入した教育を始めると発表した。塾の講師が授業をサポートする体制を取り、児童や生徒は校区内での居住を条件に全国から募集する。

 市教委によると、提携先は、さいたま市の学習塾「花まる学習会」。遊び感覚で数理的思考力を身に付ける教材を使ったり、国語力を養うため読書と作文に力を入れたりするなど、「知識詰め込み型」とは一線を画した手法を評価した。

 花まる学習会は既に、一部自治体の委託で、公立小学校で講師が月1回程度授業している。

公立小中学校に塾手法導入 考える力養成、武雄市教委 - 47NEWS(よんななニュース)(2014.4.17)

 

 このニュースについて、NHKラジオで(この学校かは分かりませんが)年配風の女性教諭が「お手並み拝見」なんて事を言っていました。なんかもう上から目線なんです。民間のあなた達に出来るのかしら?とでも言いたげです。 私が学生だった頃の学校は、授業を聞いていれば大丈夫。塾なんて必要ないという考えでした。だから「協力してやる」という態度なのではないでしょうか。まぁ、一教諭の発言なので学校側がみんなそう思っているとは限りませんけど。

 

 試験的に1クラスから始めていくようです。学校側は日々の業務で忙しいからじっくり聞いてられないなどと言わずに、花まる学習会の話を謙虚に聞いて子ども達が楽しく学習できる方法を学んで欲しいです。花まる学習会側も、学校がどんな授業をしているのかを知り、自分の所のカリキュラムの改善に役立てて欲しいと思います。

 

参考 → 花まる学習会

 花まる学習会の代表が書いた本。私は2冊読んだことがありますが、普段の子育てに参考になりました。